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双语:被金钱迷惑的负心汉(1)

2012-04-20 
日本民间故事:被金钱迷惑的负心汉

  むかしむかし、都のはずれに、たいそう貧乏な男が住んでいました。

  很久很久以前,在都市边上住着个很穷很穷的男子。

  ところがその男の知り合いが、とても出世して遠い国のお殿さまになったのです。

  可是,这个男子的朋友,却很成功得做了远方国家的老爷。

  そこで男はそのお殿さまの家来として、ついて行くことになりました。「これでやっと、自分にも運がむいてきたぞ」と、喜んでみたものの、男には旅の支度をする金さえありません。

  于是这个男子决定就做老爷的家丁跟着去。“这样,总算自己也会有好运了。”虽然很高兴得期待着,但是这个男子却连旅途的钱都没有。

  それで男は長い間連れそった優しい女房を捨てて、金持ちの家の新しい女をめとり、その女に金を出してもらうことにしたのです。

  于是男子就抛弃长期以来都跟随左右的贤惠的老婆,娶了有钱人家的女子,让那个女子出钱。

  ところが新しい女房はわがままで、男に不平ばかり言っています。

  可是那新老婆却只会对男子发牢骚。

  そのうちに男は、だんだん前の女房が恋しくなってきました。

  渐渐的,男子开始怀念以前的妻子。

  けれど金を出してもらった手前、新しい女房を追い出す訳にもいきません。

  可是刚让新妻子出了钱,也不能驱赶她。

  「今の女房とは、形だけの夫婦。ああっ、貧乏でもよいから、前の女房と暮らしたいのう」男は次第に、そう思うようになっていました。

  “现在的老婆只是形式上的妻子。啊,穷点也可以啊,好想和以前的妻子一起生活啊”男子渐渐地这样想。

  そのうち何年かたち、殿さまはまた京へ戻ることになったのです。

  过了几年之后,老爷决定再次回京都。

  「これで、あいつに会う事が出来る」男は京に着くと新しい女房を実家へ帰して、すぐに元の自分の家へ戻りました。

  “这样就能见到她了吧”男子一到京都,就让新老婆回了老家,自己马上回了自己的老家。

  ところが家についてみると、とても人が住んでいるとは思えないほどのひどい荒れようです。

  可是,到家一看,却发现已经荒芜得不像人住的地方了。

  「これが、わしの家だろうか?」と、男は門の前に立ちすくみました。

  “这是我的家吗?”男子呆呆得站在门前。

  「女房の奴、わしを恨んで出て行きおったに違いない。いや、悪いのはわしだ。女房をせめても、仕方ない」そう思いながらも中に入ってみると、いつもの場所に女房が座っているではありませんか。

  “这老婆,一定是恨我,所以走掉了吧。不,错的人是我。就算责怪她,也没有办法。”一边这样想着,一边走到里面看,发现妻子依然坐在老地方。

  「お前、待っていてくれたのか!」男は女房のそばへかけ寄り、しっかりと抱きしめました。

  “你,还在等我吗!”男子飞奔到妻子身边,紧紧地拥住她。

  「あなた、お帰りなさい」女房は文句一つ言わず、嬉しそうに男の顔を見ました。

  “亲爱的,你回来了”妻子没有说一句怨言,高兴地看着男子的脸。

  「許してくれ。わしが悪かった。わしの女房はお前だ。もう決して、離すまいぞ」

  “请你原谅我。是我错了。我的妻子就是你。再也不会离开你了。”

  二人は夜のふけるのも忘れて語りあい、明け方になって、やっと寝床に入ったのです。

  两人聊着聊着都忘记了时间,直到第二天早上才入睡。

  久しぶりのわが家に、男は安心してぐっすりと眠りました。

  久违了的自己的家,男子安心得睡得很香。

  それから、どのくらいすぎたでしょう。

  之后,不知道过了多久。

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