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2013年日语能力二级阅读精解十七(1)

2013-06-28 
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  そこで、冒頭の話をこう言い換えてみよう。

  村山氏の払ってくれたコストが(e)、彼がもたらした利益を(f)とすると村山氏には11の恩義が生じる。小沢氏の支払ったコストは(g)、もたされた利益が(h)とすると小沢氏にも11の恩義が生ずる。同じ値になったとき、実感として、あなたはどちらに強い恩義を感じるだろうかというのが当方の問いだったのである。

  この問いに対して、アメリカの心理学者は、小沢氏の方に強い恩義を感じるといっている。結果が重要だということであろう。ところが、日本人を対象として検討したところ、〔i〕という結果が出た。

  どうも日本人は、結果もさることながら、助けてくれるために多くのコストを支払ってくれたという事実を重んじて、恩義を感じるようである。

  注1 窮状:非常に困った状態注2 恩義:恩と義理、人から受けた親切に感謝し、いつかお礼をしなければならないと思う気持ち注3 根幹:基本、基礎注4 けしからん:許せない注5 半返し:贈られた金や品物の半額にあたるものを相手に返すこと注6 当方:私問1(a)(b)に入る言葉の組み合わせとして正しいのはどれか。

  1a)小さい   b)大きい2a)大きい   b)小さい3a)大きい   b)大きい4a)小さい   b)小さい問2(c)に入る最も適当な言葉はどれか。

  1)割り算   2)引き算   3)暗算   4)足し算問3①「コストだ利益だなどという」とあるが、ここではどういうことか。

  1)コストや利益はつまらないことだということ2)コストや利益というような概念で考えること3)コストや利益ということばの意味を考えること4)コストと利益のどちらが重要か考えること問4(d)に入る最も適当な言葉はどれか。

  1)だから   2)それに   3)いわゆる 4)しかい問5②「日本人の人間関係だって意外と計算高い」とあるが、「計算高い」人間関係が存在する社会とはどのような社会か。

  1)恩や義理などが計算の対象となりうるものだと考えるような社会2)恩や義理を売ったり返したりすることで非常に金がかかるような社会3)計算が得意か不得意かということが人間の評価と関係するような社会4)自分の金と時間を犠牲にしてでも他人を助けようとするような社会問6(e)~(h)に入る数字の組み合わせとして正しいのはどれか。

  1)  e:1    f:10    g:10   h:12)  e:10   f:1     g:1    h:103)  e:10   f:1     g:10   h:14)  e:1    f:10    g:1    h:10問7〔i〕に入る言い方として最も適当なものはどれか。

  1)村山氏にはそれほど恩義を感じない2)小沢氏にも同じくらい恩義を感じる3)村山氏の方に強い恩義を感じる4)小沢氏には恩も義理も感じない問題Ⅲ次の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1?2?3?4から一つ選びなさい。

  (1)今日ほど「労働」が見失われている時代はあるまい。働くなかで仕事や人に教えられ、あるいは人と力を合わせて働くこと、また働いた成果で社会と結ばれていることを実感し、それらによって自分の働きの意味と生きていることの意義を確かめられる、そういったことから私たちはしばらく無縁でいる。「労働の喜び」といった表現がひどく古めかしくかんじられるほど、「労働」は私たちの生活から遠ざかっている。

  注 無縁:関係がないこと問「「労働」が見失われている時代」とは、どのような時代か。

  1)労働する場が減ってk、失業が増えている時代2)古くから社会にある仕事が忘れられている時代3)労働することの意義が実感できなくなった時代4)個人の楽しい生活を仕事とは分けて考える時代(2)コンピュータは他の機械とは本質的にちがっている。普通の機械はそれぞれ固有の目的のために作られていて、その他の目的のためには使えない。これに対して、コンピュータは計算をするだけでなく、他のいろいろな機械の働きを模擬することができる。そこでコンピュータは人間の知的活動を模擬することができるのではないかと考えて、これを人工知能研究と名づけ、人間への挑戦が始まった。

  注 模擬する(やや特別な使い方):まねをする問「人間への挑戦」というのは、どのような意味か。

  1)人間の能力とどちらが優れているか競争すること2)機械を支配する人間から自立する戦いをすること3)人間が持つ知能の働きに近づけようとすること4)他の機械の働きも入れて人間の能力以上になること(3)「太田さん、変わりませんね」(中略)、四年ぶりにホテルのテールームでお会いした編集者のAさんからそのようにいわれた時、わたしはみた目のことを言われたのだと思って、自然ににっこりした。

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