日本の高校生は、アメリカの高校生と比べて、よく勉強するといわれている。一日に十時間以上勉強する人もいる。しかし、本当に勉強が好きかどうかは疑問である。彼らは、大学に入る試験のために勉強する。だから、嫌いな勉強も我慢しているようである。
大学に入ってからはあまり勉強しなくてもいい。クラスをサボってもあまり怒られない。しかし、今まで勉強してきたから、勉強しない生活になると困ってしまう。大学に入ってから一ヶ月ぐらいすると、ノイローゼになってしまう学生もいる。これを五月病と呼んでいる。
五月病は大学生だけでなく、新しく会社に入った社員にもある。会社に入る前に自分が考えていた会社のイメージと、入ってからの会社の仕事が違うと、あまり会社に行きたくなくなったり、会社に行っても落ち込んで仕事があまりできなくなったりする。
こんな時は、先輩が助けてあげればいい。先輩は、大学や会社で経験があるから、相談に乗ってあげたり、一緒にお酒を飲みに行ってあげたりすれば、後輩が息抜きでき、また元気が出るだろう。
質問
問1 五月病とはどんなことを言っているのか。
1. 授業をよくサボること
2. 仕事をよくサボること
3. 授業や仕事に出る気がないこと
4. 社員になってノイローゼになったこと
問2 五月病にかかった人に対して筆者はどう考えているか。
1. 今になってもうどうしてもしようがない
2. 勉強が嫌いなら学校をサボったほうがいい
3. 今の仕事をやめて、新しい仕事を見つけたらいい
4. 心を静かにさせ、人に助けてもらったらいい